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2026/10/27
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フレコンバッグの内袋とは?PEインナーの役割・厚み・選び方を解説

フレコンバッグの内袋(インナーバッグ)とは、フレコン本体の内側に入れるPE(ポリエチレン)製などの袋です。

主に粉漏れ防止、防湿、内容物の保護を目的として使用されます。

しかし、内袋を付ければ必ず品質が良くなるというわけではありません。

内容物や充填設備、排出方法によっては、内袋なしやラミネート加工で十分な場合もあります。

ここでは、内袋の役割、厚み、サイズ、固定方法、ラミネートとの違いについて説明します。

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1.フレコンバッグの内袋とは?

一般的なフレコンバッグはPP(ポリプロピレン)製の織布で作られています。

この本体の内部に、PEフィルムなどで製作した袋をセットしたものが内袋付きフレコンです。

構造は次の通りです。

外側:PPクロス製フレコン本体

内側:PE製などの内袋

フレコン本体が重量を支え、内袋は内容物の保護を主な役割とします。

したがって、通常のPE内袋だけにフレコン本体と同じ吊り上げ強度があるわけではありません。


2.内袋を使用する4つの理由

① 粉漏れを抑える

PPクロスは織物であるため、非常に細かな粉体では織り目から内容物が漏れることがあります。

PE内袋を使用することで、内容物が本体生地の織り目へ直接接触することを減らし、粉漏れ対策が可能になります。

② 湿気の侵入を抑える

湿気を嫌う原料では、PE内袋によって外気からの水分の侵入を抑えられる場合があります。

ただし、防湿性能は内袋の材質・厚み・密閉方法によって変わります。

③ 内容物を保護する

内袋によって内容物とPPクロスの直接接触を減らせます。

食品原料や化学原料など、内容物の保護が重要な用途で検討されます。

なお、食品用途では使用する樹脂の適合性や製造管理条件の確認が必要です。

④ フレコン本体への付着を減らす

粉体が本体の織り目に入り込むことを抑えられるため、使用後の取り扱いや内容物の排出に役立つ場合があります。


3.内袋の厚みはどのくらいが適切?

内袋選びでは、厚みが重要です。

しかし、厚い内袋が必ず最適というわけではありません。

必要な厚みは次の条件から決まります。

  • 内容物の種類

  • 粒径や形状

  • 角や突起の有無

  • 充填重量

  • 充填方法

  • 排出方法

  • 輸送・保管環境

  • 要求される防湿性能

例えば、柔らかい粉体と、角のある硬い粒状物では、内袋に加わる負荷が異なります。

厚みだけでなく、フィルムの材質や製膜方法も重要です。


4.内袋のサイズはどう決める?

内袋のサイズは、フレコン本体との適合性が重要です。

内袋が小さすぎると、充填時に引っ張られて破損する可能性があります。

一方、大きすぎる場合にも問題が生じます。

  • 余ったフィルムがシワになる

  • 排出時に内袋が巻き込まれる

  • 内袋がずれやすくなる

  • 充填設備との相性が悪くなる

そのため、本体の寸法だけでなく、実際の充填形状や設備に合わせて内袋寸法を検討します。


5.フレコン用内袋の主な種類

一般的なPE内袋

フレコン本体にセットする基本的なタイプです。

粉漏れ対策や内容物の保護に使用されます。

厚手内袋

通常より厚いフィルムを使用し、使用条件に合わせて破損リスクの低減を図る仕様です。

投入口付き内袋

本体の上部投入口に合わせて、内袋側にも投入口を設けたタイプです。

排出口付き内袋

フレコン本体の下部排出口に合わせて、内袋にも排出口を設けたタイプです。

固定式内袋

内袋が本体内部で移動しにくいよう、固定構造を設けたタイプです。


6.内袋が排出時にずれるのはなぜ?

フレコンバッグを使用する現場では、内容物の排出時に内袋まで一緒に出てきてしまうことがあります。

原因としては、次のようなことが考えられます。

  • 本体と内袋の寸法が合っていない

  • 内袋が固定されていない

  • 排出時に内容物が内袋を引っ張る

  • 充填時に内袋の位置がずれている

このような状態では、作業効率の低下や設備への巻き込みリスクにつながる場合があります。


7.内袋のずれ落ちを防ぐ方法

内袋のずれを抑える方法には、いくつかの種類があります。

  • 投入口付近で内袋を固定する

  • 内袋を本体に縫製・固定する

  • 固定用のテープや保持構造を設ける

  • 本体と内袋の寸法を見直す

ただし、固定方法によっては縫製部や内袋に負荷が集中することがあります。

現場での充填・排出方法を確認し、実際の使用条件で検証することが重要です。


8.内袋とラミネートの違い

フレコンの粉漏れ対策には、内袋以外にラミネート加工もあります。

両者の違いを比較します。

項目ラミネートPE内袋
基本構造PPクロス表面に樹脂加工本体内部に別袋
粉漏れ対策可能可能
防湿性改善可能材質・密閉次第で改善
本体からの分離通常不可仕様によって可能
サイズ調整本体寸法に依存個別設計が可能
交換通常不可可能な仕様あり
コスト加工条件による材質・寸法による

内袋の方が必ず高性能というわけではありません。

粉の粒径、要求される防湿性、密閉方法、設備との適合性に合わせた比較が必要です。


9.ラミネートと内袋を併用する必要はある?

用途によっては、ラミネート加工したフレコンにPE内袋を組み合わせる場合があります。

例えば、

  • 非常に細かな粉体

  • 湿気を嫌う原料

  • 長期保管する原料

  • 清潔性を重視する内容物

などです。

ただし、必要以上の仕様はコストを増加させます。

重要なのは、要求性能に対して適切な仕様を選ぶことです。


10.よくある質問(FAQ)

Q.フレコンバッグに内袋は必ず必要ですか?

必要ありません。内容物が比較的大きな粒状物で、粉漏れや防湿対策を必要としない場合、内袋なしで使用できることがあります。

Q.PE内袋の厚みは何mmが良いですか?

内容物、重量、輸送条件などによって異なります。厚みだけではなく、材質やサイズも含めて選定します。

Q.内袋だけ購入できますか?

はい。仕様に応じて内袋単体での製作・販売も検討可能です。

Q.内袋が破れる原因は何ですか?

内袋の寸法不適合、内容物の突起、充填時の負荷、フィルム強度不足などが考えられます。

Q.排出時に内袋が一緒に落ちる問題を改善できますか?

固定方法や内袋寸法の見直しによって改善できる場合があります。実際の充填・排出設備を確認したうえで検討します。

Q.内袋付きなら完全防水ですか?

いいえ。内袋の口元の密閉方法や破損状況によっては、水分が侵入する場合があります。


EBO産業では内袋単体から特注フレコンまで対応

EBO産業株式会社では、フレコン本体だけでなく、PE内袋を含む仕様設計についてもご相談いただけます。

例えば、

  • 現在使用している内袋がよく破れる

  • 粉漏れを抑えたい

  • 内袋が排出時にずれる

  • 充填設備に合う内袋を製作したい

  • 内袋の厚みやサイズを見直したい

  • 製造コストを下げたい

といったご相談です。

既存の図面や現物があれば、現在の仕様を確認しながら改善方法を検討できます。

必要な機能を、必要なだけ。

EBO産業株式会社は、用途に合ったフレコンと内袋の選定・設計をお手伝いします。

フレコンのことなら、EBO産業に聞けばええやん。

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